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2012年7月

2012年7月18日 (水)

待望の器に会えた

お休みを頂いて、久しぶりの大阪へ出掛けた。阪神高速で最近は使わなくなった「恵比寿IC」で下りて、四ツ橋筋を北上。シュフ光子の希望する梅田とにゃんこが行きたい日本橋の中間で、今回の目的にも近い、長堀駐車場にパーキングした。

土曜日で結構混んでいたが、広い駐車場の心斎橋に近いところへ停めることができた。今回の目的である「東洋陶磁美術館」へまず向かった。暑い日差しを避けて、心斎橋アーケードを船場に向かって歩く。しかし予想以上の人通り。この辺は若者は少ない。ファミリーか高齢者(自分たちも?)そして外国人の観光客が多くなった。中央大通りを過ぎるとビル街。日差しは避けられるが、とにかく梅雨明け間近で蒸し暑い。良い季節では梅田から難波まで歩くが、この季節はちょっとキツイにゃcat

やっと中之島で右折して、川沿いを歩く。久しぶりの中之島だが、随分ときれいに整備された。建築家の安藤忠雄氏が関わっておられたり、私達のCafe計画時に関わってくれていたH君もここで仕事をしていたことを思い出した。やっと「東洋陶磁美術館」に着いた。もう汗だく。地下鉄に乗った方が・・・と後悔も。Dsc07133

観覧者も土曜日にしては、多くない。空調は出来ていて、徐々に汗は引いた。まずは今回の特別展として「マイセン磁器の300年」から順路に沿って観覧。私達庶民にはマイセンの磁器は縁遠いが、半年ほど前に、シュフ光子が大切にしていたマイセンのティーカップを割ってしまって、叱られはしなかったのが、反対に堪えている。だからマイセンはにゃんこにとっては禁句なのだにゃんcat

でもシュフ光子から言い出した今回のプランで付いて来たにゃんcat 「こんなに価値あるものなのだ」とにゃんこに知らしめるため? 高級食器て言う認識だけだったが、歴史が分かり易いように展示と解説がされていて、8分のビデオ上映もあって、少しは理解できたかにゃcat

そして、特別展は一応一回りして見終わった。そして、常設展の案内があって、入って行った。そして以前から本だけでなく本物に一度は会いたいと思っていた作品に、やっと出会えた。 それは国宝「油滴天目茶碗」  直径10センチ余りのお茶碗なのだが、上から覗き込んで見える風景は、にゃんこには、まさに大宇宙に見える。展示の上部は人工の照明ではなく、ガラス張りにした自然光で見えるように工夫されている。やはり宇宙に繋がっているのだにゃんcat

この作品が見られただけで、大満足。

他には志賀直哉が東大寺へ贈った壺は、盗難に遭って、逃げる途中で、地面に叩きつけられて、木っ端微塵になったものが、この美術館に預けられて、修復されたのも展示されていた。どこが割れていたの?って思えるほどに見事な修復。後は尾形乾山作の茶碗等の名品が展示されていて、常設展だけでも価値ある内容。

他に高麗の陶磁器の名品を見ることが出来る。焼物に興味がある方には超お勧めだにゃんcat

2時間ほど時間を費やして、シュフ光子は梅田に向かって、にゃんこは久しぶりの日本橋へ行くために、北浜から地下鉄に乗る。Dsc07141

日本橋では通りの店は随分に入れ替わった。でも「河口無線」はちゃんと存在していてホットした。目当てのPCショップを何軒かハシゴして、最新のPC組立の作戦を立てるための事前調査を実施。ネット販売が大きく影響しているようで、現物の展示は少なくて、調査になり得ない。オタク系の店がアメーバのように増殖している。そして街角にはコスプレの若い女性が立っていて勧誘のビラ配りをしている姿が増えている。日本橋も秋葉原の後追いが目に付く。でもこの傾向は過渡期の姿だと思う。秋葉原は次の展開が始まっているので、次の日本橋をにゃんこは期待している。

B-casカードの怪しいものを扱っている店があったり、裏技の好きなにゃんこには興味があるものもあったが、買って帰るものはなかった。1T容量の小型の外付けHDDも安かったが、これからも安くなる傾向にあって、見送った。

シュフ光子と難波のジュンク堂書店で合流。お目当てのオーディオ・カメラ系雑誌を2冊買って地下鉄で心斎橋まで戻って、長堀駐車場から帰途に着いた。

今、明日香の里では「赤紫蘇」の採れる時期です。パーキングでお世話になっている「夢の楽市」で、大きな束が安く販売されている。皆さん、梅干を漬ける時に使うくらいの用途しか分からずにおられるので売れ残っている。そこでシュフ光子が提案して、「紫蘇シロップ」のレシピを「夢の楽市」で案内しました。この暑い時期にアイスで割った飲み物で美味しく召し上がって頂けます。作り方も簡単で、酢を使うので大変健康的でもあります。熱中症対策にはベストドリンクかも? 常温の瓶詰めで4ヶ月保存が出来ますよ。一夏でのお飲み物をご自宅で作られるのも良いと思うにゃんcatDsc_3428

2012年7月 9日 (月)

にゃんこは悲しい

にゃんこの勤務地が神戸になった約15年前からのお付き合いで、南京町の入口近くのJAZZ喫茶「M&M」のママが突然に亡くなった。

少し前に、夕方だったが、「M&M」のママに会いたいと思って電話をした時に、「これからあがって帰るとこ、ごめんなさい」って聞いたのが、最後の言葉だった。

「M&M」はJBLとマッキンでLPでのJAZZが聴ける貴重なJAZZ喫茶だが、にゃんこはどちらかと言えば、ママと話が出来るのが楽しみだった。年齢は不詳だったが、「ペギー・リー」にちょっと似ている素敵なママ。

その「M&M」が縁で、知り合ったT君から、突然、「ママが亡くなった」と電話での連絡があった。嘘だと思いたかったが、彼は冗談を言うタイプではない。でもすぐには信じ難い。でも現実でもある。「お別れの場は?」と聞いてみたが、「何も詳しいことは分からない」とのこと。その時は「何かわかったら連絡をして」と・・・。その後、すぐに連絡を貰ったが、「ご家族のみでのお葬式をされるので、我々にお別れの機会がない」とのことだった。

ママが亡くなった実感がないままに悶々としていた時・・・ママが亡くなる前から、「M&M」でライブが予定されていた日に、予定通りライブが行われるとの連絡がTより入った。そのライブに行けば、もしかしてその時にお別れができるようなことが行われるかも?

夜のライブだったので、Cafeの営業が終わってから行けると、急いで行く準備した。まずホテルを予約しようと、神戸大丸の前にある、いつも神戸では利用する「東急ビズフォート」にて宿を確保。

どうして亡くなったかも、何も分からないままに、当日を迎え、仕事を終えて、シュフと近鉄特急に飛び乗った。車内ではママとの思い出話だった。「M&M」へ行く時はいつもシュフ光子といっしょに行く。そしてママとの世間ばなしを楽しんだ。片方の耳で、ママの話を聞きながら、もう片方はJBLから流れるJAZZを聴いていた。

ホテルへチェックインをして、南京町を通り抜けて、「M&M」に着いて、すぐT君を見つけた。結構、多くの方が来ておられた。そしてまず知ったのは「ライブは無くて、お別れの場を設けられていた」こと。

いつもママが座っていたところのカウンターに遺影が飾られて、お花とお線香を供えられるようになっていた。早速、お参りをさせて頂いた。ずっと、にゃんこの瞼に残っている、笑顔のママの写真が供えられていた。「ママ どうして?」  ・・・やっと実感として、本当にママはなくなったんや。Dsc07032

優しいママをたくさんの方が慕っておられたんや。JAZZ喫茶スペースは人で埋まっていた。T君に空いたテーブルへ案内して貰って、落ち着いた。ママが亡くなった原因は突然の脳出血とのことが解った。テーブルの周りの方々とママの思い出話をさせて頂いた。

その場所からはママがいつも居たカウンターの内側がちょうど見えた。でもママの姿はない。

Dsc07041 最も気にしていたのは、今後のJAZZ喫茶「M&M」はどうなるのか? 何も決まっていないようだ。ママがいての「M&M」だから、存続は難しいそう。お別れ会は11時までとのことで、先に失礼することにした。お世話になったT君にはお礼を言って、もう一度、遺影のママに最後のお別れをした。二階にあるので、通い慣れた木製の階段を寂しく降りたら、下ではママによく似た娘さんが居られて、ご挨拶をして、「M&M」を後にした。

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5年間の神戸での勤務はたいへんだったけど、よく、ここに来て、ママの笑顔と楽しいお話で癒された。

「ママありがとう、安らかに・・・」

このブログを書いている時、ちょうどNHKが「スイング・ガール」を放送している。

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